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ファッションセンスって何?

ファッションって、トレンドだとか、モード、カジュアルなどなど、たくさんの要素がありますが、「結局、何?」ってところありますよね…

では、ファッションセンスって何?
となると、サイズ感、色、素材などなど、いろいろな「組み合わせ」と「掛け合わせ」が醸し出す全体の雰囲気になりますね…

「大切なのは楽しむこと!」なんて月並みなことではなく、まずは真似することが一番手っ取り早いのかなと勝手に語る今日この頃です。

歌川国芳 KUNIYOSHI UTAGAWA

日本人のファッション感覚

私は、これまでアメリカ、ヨーロッパ、アジアの様々な国を旅行しました。

その中で、日本人のファッション感覚については、世界的にみてもレベルが高く、オシャレやファッションに興味がある人々だと感じます。

「侘び・寂び(わび・さび)」「情緒」といった言葉、美意識の表現は日本語にしか存在しないと聞いたことがあります。
昔からそんな特別な感覚や美意識を、日本人は培ってきたからかもしれないですね。

また、日本人は外国人に比べて、人目を気にする傾向があると感じます。
相手から「センスが良いと思われたい!」というのは万国共通かもしれませんが、日本人は、特別にその感覚が強いイメージです。

アメリカ人や欧米人、中国人は、個性を重視する人たちなので、他の人がどんな格好(ファッション)をしていても、あまり気にしている様子はありません。

歌川国芳 KUNIYOSHI UTAGAWA

パリやローマは別格

旅行で、パリやローマに行ったことがありますが、パリやローマのオシャレさは別格でした。
パリではパン屋に並ぶ女性は、タイトなジーンズをロングブーツにインして、片手に紙袋から飛び出したバケットを持っている、テレビやドラマの撮影かと思わせるような光景でした。
バスの中から見えたふつの日常の光景なのにまるでモデルですよね。

また、ローマ空港では、スーツをビシッと決めた叔父様やサラリーマンを見て、レベルが違うと感じました。
日本でもたまには見かけますが、数が違うというか平均点が高すぎです。

サッカー選手の本田圭佑選手や、中田英寿選手が、イタリアから日本に帰国した時、サングラスや時計、マフラーで着飾ったスーツ姿が「成田コレクション」などと言われていましたが、イタリア・ローマではあれが普通なんです。

日本人が「今日は結婚式だから最高のドレスアップを!」と意気込んでる状態が、普段の光景だってことですね…
そんな光景を見て、私も「極めれる男になるぞ!」と決意したのは、若かりし思い出です。

シンプルな「ファッション」とは?

服装の中で究極を言えば、T-shirtsとジーンズで、圧倒的な雰囲気を醸し出せたら、シンプルな「ファッション」として成功ですよね。

モデルなど生まれながらの体系やスタイルでだけで、極まることもあれば、スタイルが良くなくても素材感や着こなし方で、ファッションセンスを魅せることもできます。

ファッションは、何も服装だけのことではなく、生き方や考え方、ライフスタイルにいたるまで、その人自身を表す「個性」ってところでしょうか。その個性がオーラのように輝き、存在感や雰囲気を醸し出す。ファッションとして、アイコンとして世界の垣根を超え、世代を超えていくものかもしれないですね。