日本酒を越える味わい「 能作 」の錫(すず)

日本酒を嗜むときは、どんな器を使ってますか?
陶器のおちょこ?それとも、木の枡に入ったグラスに、なみなみまで注いだお店スタイルでしょうか?

どちらのスタイルも日本らしいスタイルで、日本酒を美味しくいただけます。
が、、、さらに超えるのが「 能作 」の錫(すず)のおちょこです。

Contents

錫(すず)のおちょこ

錫(すず)が何だか良いらしいとは聞いていたのですが、はじめは「器なんて関係ない!」なんて思っていました…
「正直お酒の良さでしょ!そりゃ高い日本酒は、どんな器で飲んでもおいしいよ」と…
錫(すず)の器で飲むと、水でも味がまろやかになって飲みやすくなるなんて、嘘みたいな話ですよね…

錫(すず)の素材や使用感

ある時、誕生日のお祝いに「 能作 」のおちょこをいただきました!
器は関係ないと思っていたんですが、やはり気になりますよね「 能作の錫(すず) 」。

世界一になった佐賀の日本酒「鍋島」を飲む機会があり、錫(すず)のおちょこで飲んでみると…
美味いのなんのって、衝撃的でしたw

他の器でも飲んでみましたが、違いましたよ…能作。

やはり口当たりが良く、まろやかに感じて、日本酒の冷えた感覚が唇にダイレクトで伝わります。

Information

能作 NOUSAKU

能作(のうさく)は、1916年に創業した富山県北西部にある高岡市の鋳物メーカーです。
仏具を製造する工場として、能作は創業100年を超える老舗メーカー。花器、茶道具からテーブルウェア、ホームアクセサリーまで製造しています。

日本が世界に誇る「能作」の製品は、金や銀に次いで高価な金属である『錫(すず)』を主に使用。 プロダクトは、非常に軟らかくて自由自在に曲げられるなどの特性がある“曲がる器”として知られています。

他の金属を全く混ぜずに、その高い技術力によって純度100%の錫を使用。 抗菌作用をはじめとして、熱伝導性が高く、『能作』の器は「ガラスなどと比べて飲み物の味がまろやかになる!」と評判で、『錫(すず)』の力を存分に発揮させています。 『錫(すず)』は酸化しにくく抗菌作用に優れているため、古くは紀元前1500年頃の古代エジプト王朝でも珍重されていました。

『能作』では各工程で各職人が技を尽くす完全分業制。2017年にオープンした工場の見学はツアーが組まれるほど大人気です。

おすすめ度

錫(すず)は銀色の凸凹があり、光の反射の具合で色も変わり、とてもキレイです。

素材自体が柔らかいので、取り扱いには、少しだけ気を使いますが、とてもおすすめです。
また、値段はおちょこで1つ5千円くらと、決して安くありません。
でも、大事に使えば一生ものですし、日本酒を嗜んでいる高揚感を感じられる器としてのコスパは最強です。

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